「趣味は何ですか?」に答えられない人が、趣味とは何なのか考えてみた

※この記事に明確な答えはありません。あらかじめご了承ください。

「趣味は何ですか?」

そう聞かれて、明確に答えられない自分がいます。

好きなことはあります。音楽はよく聴きますし、映画も好きです。

しかし、それが“趣味”と言えるのか?と、ずっとモヤモヤしていました。

「好きなこと」は、ただ好きという理由だけで話せます。

でも「趣味」となると、なぜか一段ハードルが上がる気がしています。

(そのため私は、人に尋ねるときは「趣味」ではなく「好きなこと」や「最近興味のあること」を聞くようにしています。

本当にそれが良いかは分かりませんが…。)

音楽も“ながら聴き”が多いですし、映画もそこまで頻繁に観るわけではありません。

そんな程度で「趣味です」と言っていいのか?と、つい考えてしまうのです。

そんな中、最近アプリ開発を始めました。

これが思っていた以上に楽しくて、仕事中でも「帰ったらあれをやりたいな」と思ったり、

十数分でも毎日何かしら触れていたりします。

(ただ、ソフトのインストールや設定などは面倒で、逆にストレスになることもありますが…。)

それでも、「これが趣味と言えるものかもしれない」と思えるようになってきました。

しかし、ふと思いました。

では、今までの音楽や映画は趣味ではなかったのか?と。

そう言われると、やはり違う気がします。

趣味を聞かれるときは、相手の人となりを知ろうとする場面だと思います。

その場面で、「音楽が好き」「映画が好き」と言わなかったら、他にどこで言えばよいのか。

たとえそれがただ会話のきっかけや時間を埋めるための質問だったとしても、

少なくとも、相手は何かしらの返答を求めているのだと思います。

自分より詳しい人、熱量のある人、技術や知識を持つ人はたくさんいます。

それでも、それらが自分を構成する要素の一つだと思えるなら、

それはもう立派な趣味なのだと思います。

理由がなんとなくだったとしても、不定期だったとしても、

知識が浅くても、うまくできなくても、ストレス発散になっていなくても、自分にとって大事なものだと思うものは堂々と「趣味です」と言っていきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました